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11.02
Mon
日の入り時刻から、辺りが完全に真っ暗になるまでの不思議な時間帯を勝手に「ゆふつづ時間」と名付け、この時間をまたがる45分間をソロで踊るシリーズを、2006年から2010年にかけて毎月1回全36回催してきました。
場所は横浜市の大倉山公園。毎月変わる時刻、季節、風、動植物の気配、全ての存在とともに過ごした3年間は私の大切な軌跡であり、身体に刻印されたものは大きな財産です。当時は、街をあるいていても部屋の中にいても、「あ、今、太陽が沈んだな、」と、時計をみなくとも察知できるほどに感覚が研ぎ澄まされており、実際時刻を確かめて、その正解率を密かに楽しんでいたりしました。
今でも、時計は持ち歩かず、家にも時計はありません。
自分では常にかたわらに置いている感覚ですが、5年が過ぎて、周囲の方々が案外この時代をご存じない事に驚く最近です。当時はSNSは使っておらず、ブログを更新する程度でした。そのブログも、数年前にある事情で全て消去してしまいましたし、なにしろ夕暮れの暗い林の中でのことですから、明晰な映像記録もあまり残っていません。
ワークショップ開催の事を考えていて、そうだ、この大切な軌跡を、ワークショップという形で再現しよう、と思い立ちました。
そしてめでたく昨日開催!
大切なのは「ゆふつづ時間」を横断する身体を体験すること。
はじめの2時間は室内でじっくりゆっくり「体のなかをからっぽにする」ためのボディワークを行い、その軽い感覚を保持しながら公園へ。
この公園は、なんと、都心でありながら太陽と月を両方観る事ができる貴重な場所なのです。昨日の月の出は21時半でしたので、残念ながらゆふつづ時間にお月様は現れませんが、まだ子どもたちが遊び興じている昼下がりから、遠くの街の音や光が滲んで来る漆黒の時間まで、いくつかのキーワードを核にして動いていただきました。
「表現」ではなくただただ感じる事に集中する、11月は1年のうちでもっとも最適な季節だと思います。
参加者の方の一言で感動したのは、
「動いていて、まわりの音や情報が一切聴こえなくなる瞬間があり、こわくなった」というものでした。
室内であっても、自己没入していると同じ状況がありますが、室内では「こわくなる」という気づきはないことがほとんど。野外というのはそれだけ情報が「強い」のです。
季節ごとにこのワークショップを開催してゆく予定です。
次回は今月15日!
美しい三日月が参加してくれるはずです。ぜひぜひ、ご参加お待ちしております。
ほんとうは闇が訪れたあたりからが素晴らしかったのですが、写真には写らず残念です。
経験あるのみですね。

時刻は日の入り20分前。この気配を体に取り込み地下へ埋め込む。
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ひんやりした空気を体が受け入れるまで。
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ゆふつづ時間突入。徐々に子どもの声が遠くなってゆく。
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オーロラをあやつる人
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